ててまる日記

30歳結婚4年目主婦のまいにち(不妊治療中) 妊活3年目不妊治療1年4ヶ月目、TSH高めAMH,FSH低め高プロラクチン血症、他原因不明、化学流産1回(治療の話題多めです)

不妊治療日記⑤タイミング法をやってみて

一番最初のきっかけは

検査だけでもしてみよう

という気持ちだった。

旦那にも不妊治療をはじめる、ではなく

検査だけしてみるわーと言っていた。

私にとって不妊治療という言葉は重くて

自分は普通には授かれない体、人と違うと

認めたくなくて

そんな気持ちを旦那にも素直にいえなくて

検査だけ、といってバリアをはってたように思う。

自分は不妊じゃないと思いたくて

すぐに妊娠できると普通に思ってた。

 

初めは新しいことにトライする

=妊娠に近づいている!

という気持ちがありワクワクしながら通院していた。

でもだんだん当たり前だけど

通院が義務みたいになってた。

 

毎月、先生は排卵確認が終わると

じゃあ次回は高温期が続いたらね、妊娠してるといいね

という声をかけてくれて、

最後にまぁ、もし、生理が来たらね、、って感じで

話をしてくれてた。

今思うとあれは気遣いだったんだなぁってわかるけど

正直私は後半はもう、次はまた生理きたらだね、ってことしか

頭になくて。

なんで先生は高温期続いたらの話ばっかするんだ・・とかすら思う日もあった

期待してなかったなぁ

全くというと嘘になるけど

がっかりしたくない、傷つきたくないという気持ちのが大きかった。

 

通院も習慣になって、タイミングを取るのが大変になってきて

旦那とのトラブルもあったり、そんなに排卵期間中毎日もできず

旦那は2日連続が限界のようだった。

そんなことが続くと、もはやAIH(人工授精)のが楽なんじゃないか、とも思えた。

タイミング法で授かれる気がしない・・

という気持ちが強くなっていった。

 

でもいざステップアップするか、と聞かれると

いよいよ不妊のレッテルを貼られるようで

もう言い逃れはできないし

かなり自分の中で覚悟が必要だった。

すぐにやるぞ!と思えなかったのが正直なところ。

何が正解かわからない・・

大揉めに揉めた結婚のときのよう。

飛び込めば戻れない、希望がなくなりそうで怖い

タイミング法のときはまだAIHもあるし、その上もあるしと

可能性がいくつもあって

それをつぶしていく行為は怖い

でもいつまでもちんたらしてたら

年とるだけだし

旦那と話し合おうかとも思ったけど

旦那は自分の気持ちは伝えた、あとは私は考えなって言うてた

意見はきけても

相談ができないなぁ

といった感じであった。

まぁ私も旦那もその時々で悩んで

なにがいいのかわからず折り合いつけて

進んできてるんだけどね。

 

AIH に進んだ今、

このときの気持ちを振り返って思うことは

AIHにステップアップすることは何ら大変なことじゃない

ということ。

大したことない。

まぁ金銭面で保険適用になったおかげで

いままでとそこまで大きく変わる額を払わずに

すんでいるおかげかもしれないが・・・

でもほんとに、

ここで絶対タイミングとって、というプレッシャーのほうが

最後の方はきつかったように思える

最初は頑張ろ!って感じなんだけどね。

 

旦那も少しずつ少しずつ思いも変わってきているようで。

私はいろんな不妊治療のレビューやら漫画やらを読むから

先々いろんなことを知って考えて感じるけれど

そういうのに触れない旦那は今が初めて。

だからタイミング法もむしろ後半のほうが

いつ?とかって確認してくれたりして協力的であったように思う

まぁ基本的にあの人は協力的で。

検査も嫌がらず、2人での通院にときは何も言わずに有給とって

来てくれる。

ありがたい。